極真とは、「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」という 武道の格言から発した名称です。完成は無いと言われるほどの、厳しく険しい武道の真髄を極めようとする意です。
その極真の精神とは「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」というもので、創始者である故大山倍達総裁自身が長年の厳しい修行人生の中で確立したものです。
また、極真の挨拶「押忍」には、尊敬・感謝・忍耐という意味があります。心身を練磨すると同時に、伝統や礼節を重んじる極真カラテの修行が、社会生活や人間関係にも生かされると信じます。
1948年3月31日
埼玉県行田市大字谷郷に5人兄弟の長男として生誕。幼い頃より武道に憧れ、高校1年の秋、池袋の大山道場に入門。
大山倍達極真会館総裁を初め、多くの極真の獅子達の下で極真魂の神髄を学ぶ。その後、各種の武術を体得する。
1973年
数々の試練を乗り越え、「第5回全日本空手道選手権大会」に優勝し、真の空手家、武道家としての一歩を踏み出す。
1980年4月
埼玉県に支部道場を開設、支部長として後進の指導にあたる。そのかたわら、真の強さを求めて自己の修行に励む。
1994年4月
大山倍達総裁ご逝去。松井新体制のもと、極真会館の最高顧問・首席師範に就任する。
2002年12月
大山倍達総裁の遺志を継いで真の武道空手を追求する為、新組織「極真空手道連盟極真館」を設立。館長に就任する。