ふとしたきっかけで蘇える記憶ってありますよね。
言葉だったり、人だったり。
自分の場合は、「バレーボール」や「部活動」というキーワードで蘇る記憶があります。
自分は中学生の時、バレーボール部に所属していました。
人数の少ないクラブでしたが、練習は結構きつかったです。
バレーボールは6人制ですが、自分が3年生になった時、3年生は自分とK君の2人しかいませんでした。
顧問のO先生は、バレー部の生徒にとっては本当に怖い先生でした。
他の生徒にとっては「面白い先生」というイメージだったそうですが、
当時の自分には信じられませんでした。
自分はO先生と話す時はいつも震えていましたので。。。
そんなO先生から、
「バレー部は放課後教育指導室に集まるように」
と、伝えられました。
自分の中では「教育指導室」のイメージは「悪さをした子が怒られる場所」でした。
(俺、何かしたかなぁ・・・)
(怒られるのかなぁ・・・)
たぶん、皆同じ気持ちだったと思います。
集合して教育指導室に向かう間、誰も喋りません。
とにかく、みんな緊張していました。
後輩のM君はずっと胃を押さえていました。
「失礼します!」
と、部屋に入るとO先生がデン!と奥の椅子に座っていました。
何を考えているかも分からないような表情が余計に恐怖だったのを覚えています。
「座れ」
「は、、はい!」
と、ドヨーーーーーンとした空気の中、みんな椅子に座りました。
つづく・・・
(ふなぶろ初の「つづく・・・」です)