今日のブログはちょっと長いめです。
話が脱線したりループしたりしてるかもしれませんが、よかったら読んで下さい。
日曜日は鳥取県立武道館で開催された全山陰空手道選手権大会に出場しました。
結果は速報でもお知らせしたとおり準優勝。
もちろん優勝しか考えていなかったので、悔しい結果となりましたが、たくさんの課題が見つかりましたので出場して良かったと思っています。
そして、もう一つ選手として出場して良かった事。
今回、奈良県北支部からは生駒道場の今田健汰7級が出場しました。
普段は審判という立場上、生徒の応援はできませんが、今回は思う存分応援することができました^^
惜しくも入賞は逃しましたが、本当に良い試合で頑張ってくれました^^
そして、わざわざ応援のために鳥取まで来てくれた生徒もいました。
京都支部、大阪南支部、大阪北摂支部など関西支部の選手たちも応援に入ってくれたので、全日本大会などでは味わえないような声援を頂き幸せでした^^
また、奈良県南支部の前川清志初段は、なんと自分のセコンドをするために奈良から来てくれました。
優勝する姿を見せる事が出来なかった事が悔やまれますが、今回見つかったたくさんの課題を活かして世界大会で優勝することでチャラにしたいと思います。
全山陰大会は想い出のある大会で、8年前にも準優勝しています。
その時に決勝戦で戦ったのは、今回決勝戦で戦った藤井将貴選手のお兄さんで、極真館のホープ藤井脩祐選手です。この時には、山陰大会での課題を克服して同年の全日本大会で初優勝することができました。
今回の全山陰大会出場の目的は10月の世界大会に向けての調整。
そういう意味では準優勝というのは縁起が良いのです。
完全なこじつけですが、そう思う事に決めました(笑)
なぜ、大きな大会の前にこのような調整が必要かというと、私の場合は理想と現実のギャップを知るためというのが一番の目的です。
大会に向けての稽古では、「こんな風に戦いたい」「この技で倒したい」という理想を抱きながら稽古に取り組みます。それを実現するために試行錯誤しながら稽古することで理想が確信に変わっていきます。
でも、実際に試合で戦ってみると、思うようにいかない事が結構多いのです。
これが理想と現実のギャップ。稽古中の組手ではなかなか実感することが出来ません。
つまり、この全山陰大会で感じた理想と現実のギャップを埋める作業を世界大会に向けて行っていきます。
さて、今回の試合ではもう一つおまけが付いてきました。
右足首の靭帯断裂です。
治るまでしばらくかかりそうですが、今回は運が良かったです。
先ほども言いましたが、全山陰大会の出場は10月の世界大会に向けての調整が主な目的でした。
本来であれば、8月頃に試合があればちょうど良かったのですが、そのあたりの日程で都合の良い大会が無く、全山陰大会の出場を決めたのでした。
もし思惑通り8月に大会出場して靭帯断裂していたら世界大会に間に合わなかったかもしれません。
試合中の突発的なケガには意味があると思っていますので、改めて自分自身を見つめなおすキッカケにしたいと思います。
というわけで、怪我の影響でしばらくは指導で見本を見せたりする事ができなくなると思いますので、見本役を頼まれた人は快く引き受けて下さいね^^
また、桜井道場「火・木」の一般クラスは、しばらく自主練のような形にさせて頂きます。
すみませんが、よろしくお願いします。
続きまして、今日の桜井道場です。
体操、基本の号令はランダムに選んでお願いしました。
怪我の影響でこのような形になりましたが、形を変えて指導してみると、今まで何でもかんでも自分でやり過ぎていたんじゃないかと思いました。
これを機会に色んな稽古の進め方を試してみたいと思います^^